なかなか管理職が育ちません。どうしたらよいのでしょうか?

質問の背景と位置づけ


実は中小企業の経営者のほとんどがこの問題で悩んでいます。
どうしても管理職が育てられないのです。

ですから20人を超えて大きくなっていける企業がほとんど出てこないのです。
これは組織の作り方の問題ですが、それはすなわち管理職が育つ仕組みを作れるかどうかに等しいのです。

それでは管理職が育つ仕組みとは何でしょうか?

管理職が育つ仕組みとは?

最大の問題点とは?

管理職が育たない最大の問題点は社長の意識にあります。
実は潜在意識が育てたくないと思っているのです。

自分が実務でスターになりたい。誰よりも優秀で評価されたいと
劣等感の裏返しの観念を持っているので育てる仕組みが作れないのです。

その証拠に社員のいい所が見えずに欠点が目についたり自分がやった方が早いし安全だ
と見えたりしますが、それは自分が優越的でありたいために社員の欠点を見てしまうのです。

我々の見え方は自分が見たいように見ますし、潜在意識と顕在意識は反対です。
ですから「管理職を育てたい」と顕在意識で思っても潜在意識がそれに反しておれば
そのような見え方がします。

まずはその事実を認識することが大事です。

管理職を育てるための意識変革とは?

社長の意識が最大の問題ですので、まずはそれを変える必要があります。
社員を一人前にしたいと思うところからです。

稲盛さんは「事業目的は社員を幸せにすることしかない」といわれてますが
まさにそのことです。

社員を幸せにするとは一人前にしてより価値のある人間になっていただくことです。
自分ではなく社員に意識を向けることが大事です。

そうなれば社員が「どうすれば、早く一人前になれるか」を考え出します。
そうしますと自ずと答えは見えてきます。

管理職が育つ仕組みとは?

管理職は社員を一人前にすることが大事です。
そのためにはまず自分が一人前にならなければいけません。
そうすればコツがわかり業務を標準化してそれをやらせてさらに
問題点を把握して直せることで一人前の人間を作れるようになります。

まずは一人前の基準を作りそれを一定期間でマスターできる業務プロセスと経験させる業務を
構築することです。

それができれば一人前の人間を量産できるようになりますので、管理職を量産できます。

どこから始めるか?

何でもそうですが問題は心が何を望んでいるかです。
それはすべて行動に表れます。しかも無意識の行動こそ意識を反映しています。

ですからまずは無意識を変える必要があります。
そこで問題です。
無意識を変えるにはどうしたらよいでしょうか?

A:無意識を変えるには無意識を意識化することで自分を理解することです。
そのために自分がとっていた行動を思い出してそうさせた原因として無意識が何を目標にしていたかを
明らかにします。そしてそれでいいかを考えて必要とあらば変化の目標を立てるのです。

B:無意識を変えるには習慣を変えなければいけませんので習慣を変えるべく毎日管理職育成のために
必要な行動目標を立てて地道にそれを実行する。











答え








答えはAです。
確かに行動を変えるには習慣を変えなければいけないのですが、それができるには
その前に潜在意識を顕在化する必要があります。
そうしなければ「心から変えたい」とはならないのです。

なぜなら潜在意識は変わりたくないという常態で顕在意識と分裂状態を保ちながら行動しているからです。

まずは潜在意識を納得させることが大事です。

今日からできる実践

自分の行動分析をしてみましょう

行動は無意識です。
自分がどう動いているかを分析しましょう。
そしてそのような行動をとらせる本心は何かを冷静に分析しましょう。

そうしますと顕在意識と反対の関係にある潜在意識の目標が見えてきます。
なぜなら潜在意識95%に対して顕在意識5%ですので行動は潜在意識に従いますので
行動を見れば自分の本心がわかるのです。

自分の本心を知るのは恐ろしいことですが、本日はそれにチャレンジしてご自身を知り
行動を変えるきっかけにしてください。


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