大義名分を示すにしてもどのような事が大義名分ですか?

質問の内容と背景

稲盛さんが言われる企業統治の方法の中で「大義名分を定める」
というのがありますがそれはどのような物なのかを聞かれた問題です。
京セラや第二電電を立ち上げた時の大義名分を例示しながら説明します。


企業統治に必要な大義名分とは?

稲盛さんが言われている大義名分とは?

まず第一に電話料金はNTT独占で日本は世界的に競争力を失っていました。
誰もが通信事業の自由化の局面でもNTTを恐れて市場に参入しようとしませんでした。
しかしそれではダメですので「国民のために電気料金を安価にしたい」
という大義名分で第二電電を作る決意をされました。

第二に太陽光発電事業は地球温暖化の影響で化石燃料に変るエネルギーを作らなければいけない
ということから「地球環境を守る事で人類の持続的発展を守る」という大義名分で
赤字の中でも事業を維持してなんとか形にすることが出来ました。

あらゆる事業で大義名分を掲げる

事業の大義名分は社員に内発的動機付けを与えます。
それによりやる気になるのです。
それが社員が仕事に意義を感じて幸せになる道です。
そのために誰もが納得できる大義名分を作る事が大事なのです。

展開内容

大義名分を見いだすには何に着目すれば良いかが問題になりました。
そこで問題です。どちらが大事でしょうか?

A:社会の構造的な問題点を改善する方法で事業を構築する事

B:こういうことがあったら良いなという事を追求する事















答え















答えはAです。
なぜなら問題点は顕在していなければ重要性が低いからです。
現在誰かが確実に困っていることに照準を合わせてそれを解決する方策を事業として提案する必要があるのです。

今日から出来る実践

大義名分を考えてみましょう

貴社の大義名分を考えるのが今日の実践です。
貴社の事業で具体的に顧客がどのように困りごとを解決出来るかを定めて
大義名分として成文化してみましょう。


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