弱肉強食のビジネスの世界で「思いやりの心で誠実に」で勝てるのでしょうか?

質問の内容と背景


経営の原点12箇条の11番目は「思いやりの心で誠実に」です。
ビジネスは弱肉強食ですので、そんなことを言っていて勝てるのか?という疑問が投げかけられました。
厳しい競争の世界でこのような優しさが通用するのか?
なぜそれが良いのかを問われた問題です。

「思いやりの心で誠実に」が弱肉強食の世界で重要なわけとは?

利他の心が重要な理由とは?

思いやりの心や誠実さは「利他」と言い換えることが出来ます。
この説明は京セラが米国のAVX社を買収したときの交渉がうまくいった話で説明されています。
市場価格の5割増しで価格設定をしてさらに2度も相手の要求をそのまま通したことで
返って感謝されてその後お互いに良い関係性が形成された例が示されています。

思いやりの心で誠実に対応してもらえたことで心を許して良い関係性が形成されたのです。

人は自分を大事にしてくれる人をありがたがりますのでそのような心を相手に持って頂けるようにする事に
意味があります。

商売のコツとは?

商売は売って良し、買って良し、作って良しの条件を満たすことですが、
人は得てして犠牲心を持つものです。
したがって自分の利を通すと相手はよく思ってくれません。
一方相手を立てて利を与えてあげると感謝されて良い関係性が築けます。
利他はその状態を作るために必要ですし「強い者しか出来ない境涯」なのです。

展開内容

利他が大事だと言うことはわかりましたが、利他と甘やかしとの区別が大事だとなりました。
そこで問題です。両者をどのように分けたら良いでしょうか?

A:正義の視点で見て相手のためになることは利他でそうならないのは甘やかしです。

B:相手の成長という視点で見て相手が成長するなら利他で成長しないなら甘やかしです。















答え















答えはAです。
両方とも正しいのですが、組織は相手だけではなくその他の関係者もいての関係性です。
全体最適に向かうのが正しいために、相手の成長のみならず全体最適を目指した正義の視点が正解です。

今日から出来る実践

正義の視点で誰かに対して「思いやりの心で誠実に」を実践してみましょう

今日の実践は「思いやりの心で誠実に」の実践です。
相手のことを考えながら、組織で求められる状態を考えて正義の視点で接してみましょう。
正義の視点で接すると厳しく接する必要があります。
優しくしかし厳しく接する練習をしてみましょう。
何を感じるかを感じながら有るべき接点を持つ訓練をはじめましょう!


「経営者のあり方」の人気ランキング