値決めはトップの仕事とありますがなぜですか?

質問の内容と背景


値決めは大事です。値決めの善し悪しにより売上が決まり、利益もそれに連動するからです。
営業マンは誰でも値決めをしていますが、稲盛さんは「値決めは経営者の仕事だ」
といわれております。それはなぜなのかを問われた問題です。
一般の常識に反している理由を問われた問題です。

なぜ価格付けは経営者が行わなければいけないか?

価格付けはどのレベルで行うか?

稲盛さんは価格付けは一点に決まると言われています。
それは「お客様が喜んで買ってくださる最高価格」です。
喜んでくださることが大事で、その中での最高価格をいいます。
ですから一点に決まるのです。

二つの条件を確認する必要があります。

なぜ経営者が行う必要があるか?

価格付けで会社の利益が決まります。
ですから利益責任を負うと言っても過言ではありません。
ここに高い事が求められますが、失注してしまっては元も子もありません。
特に製造業であれば原価を売値に合う形で下げていく必要があります。
そうしますと原価も含めてコントロール可能な人が価格付けをする必要が有ることになります。

従って経営者である必要があると行っています。
当然例えば商社などで担当者が自ら仕入れ権限も持って営業している場合はその人が決める権限を持つことは
問題ありません。

展開内容

価格付けは経営にとって重要ですし経営者の仕事だと言うことはわかりました。
それではどのようにして決めれば良いでしょうか?

A:原価や理論値や相場を徹底的に調べて決める必要がある。

B:顧客に聞けば教えてくれます。















答え















答えはBです。
松下幸之助さんは「顧客は正しい」という話をされています。
「顧客に聞けば正しい価格を教えてくれるし、それは自分が想定した最高価格よりも概して高い」
といっておられます。ですから安心して顧客に本音を聞きながら適正価格を決めればいいのです。

今日から出来る実践

顧客にある商品の価格を聞いてみましょう

今日の実践は顧客に「喜んで買える最高価格」を聞く実践です。
まず「この商品はいくらだと思いますか?」として値頃感を聞き
そのあと「いくらまでだったら買えるか?」として最高価格を聞きます。

普通は「えもいえぬ恐れ」からこのような事は聞けませんが、
実際に聞いてみれば拍子抜けするほど簡単に教えて頂けます。

やってみると得るものがとても大きいものです。
まずは第一歩を踏み出しましょう!


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