社員の問題解決を図るフィロソフィーはどのようなモノですか?
質問の内容と背景
会社が貢献すべき大きな項目の一つが「社員貢献」です。
ここではそのために社員が抱えている問題をどのように考えて行動するかを示すのがこれです。
社員が幸せになれるように会社がなすべき項目をここに示します。
社員の問題解決に関するフィロソフィーとは?
会社における社員の役割とは?
会社は社員によって成り立っています。
各人が分割された役割をそれぞれ担い、それを皆が協力して達成することで
会社が成り立つからです。
そのためには会社は社員が仕事を通じて社会貢献できて幸せになる権利を遂行する必要があります。
(稲盛さんは社員が死泡sになるのは義務だといっておられます)
ここではそのためのフィロソフィーを整理します。
社員の問題解決に関するフィロソフィーの内容
社員が幸せになれるには仕事で一人前になり給与以上の働きと成果を上げて
顧客貢献、会社貢献、社会貢献が出来る必要があります。
会社は社会との接点を仕事を通じて社員の提供する仕事の成果を通じて社会貢献して社会での存在価値を得られています。
そのために仕事への考え方、取り組み方、出すべき効果などが中心になります。
また社員が幸せになれるには仕事だけでは足りず家庭、趣味、遊び、健康、経済などの要素も必要になります。
それらの中から経営者が必要だと思われる項目を選んでまとめれば良いと思います。
具体的に例を示すと以下のようなモノが上げられます。
・報・連・相を徹底して独りよがりにならず、必ずコンセンサスを得ながら仕事を進める
・事実と意見は分けて報告する
・相手に立場に立って仕事をして必ず相手の趣旨に沿っているかを確認する
・目標を立てて仕事を行い100%達成するように日々軌道修正する。
・人は変えられない。自分のあり方を改善して相手に受け入れられる様にする。
・日々やるべき事を確実にやりきる
・仕事はゴールからの逆算で行う。
・100%達するためには自分だけで抱え込まず周囲の協力を仰ぎ、達成するまで諦めない。
・挨拶、返事、。間厳守、身だしなみをきちんとする。
・納得するまで諦めずに聞く習慣を身につける。
・勇気を持って事に当たる。
・常に明るく夢と希望を持つ等です。
ご自分が必要だと思うモノを上げてください。
展開内容
社員の問題解決について社長の信念で自分が大切だと思うものをあげればよい
といわれてもなかなか浮かびません。
そこで稲盛さんも「もしわからないならそのまま自分のフィロソフィーを使っていいよ」
と言っておられることを受けて借り物でもよいか?との質問を受けました。
それに対してどう考えればよいかがここでの質問です。
A:できないならばないよりはましなので借り物でもしょうがない。
B:いくらレベルが低くとも自分が納得しているものでなければ社員が受け付けないので自分で
できるものでまずはスタートしましょう。
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答え
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答えはBです。
環境は心の反映ですので、自分で納得できないものを出したら
納得していないことを知らせてくれる現象として社員が使ってくれません。
いくらレベルが低くとも良いのでご自分が心から訴えかけられるものをあげましょう。
最悪以下でOKです。
・嘘はつかない
・約束は守る
・責任ある行動をとる
・挨拶、返事、時間厳守、身だしなみに気を付ける
・報・連・相の徹底
これだけでも結構です。
納得したフィロソフィーを作り運用しましょう。
今日からできる実践
社員の問題解決に関するフィロソフィーを見直しましょう
今日の実践は社員の問題解決に関するフィロソフィーの見直しです。
現在使われているフィロソフィーに関して心に手を当てて考えてみてご自分にとって違和感があるものはありませんか?
もしあればそれに手直しを加えてください。
視点は、守られていない状態に遭遇しても「見て見ぬふり」をすることがあるものや
できていない社員が多くいてしかも「やろうとしていない」場合はそれは間違っている可能性が高いのです。