社員が一人もやめない会社にしたいのですが、どうしたら良いですか?

質問の内容と背景


最近長い間社員が一人もやめなかった会社の経営者からの質問です。
最近一人が辞めてしまいました。
それで反省してどうすれば辞めないのだろうか?
と思案されたうえでの質問です。
この問題は多くの要素を含んでいますので多面的に考えます。

社員が辞めるかどうかについての考え方のあれこれ

辞めない事のメリットとは?

社員が辞めなければ優秀な社員が大勢いる人材が厚い会社になります。
会社はそれぞれの社風で理念が違いますので、自社で育って自社色に
染まった人で固めた組織は強いのです。
時に技術力が問われる会社では辞めずに長年働いてくれることは
とても大事です。
ですから「長期勤務者」を表彰してねぎらう制度を活用している会社が
多くあるのです。

辞めない会社のデメリットとは?

デメリットはあまりないのですが、辞めないという事は
「生ぬるい会社」の可能性もあります。
一般に会社は成長することが必要ですので、高い目標を掲げて
日々革新していく必要があります。
全ての社員が確実に革新出来ればいいのですが、一般には
ついて行けない人が多少は出てしまいますので、5~10%は新陳代謝が
起こるのです。
もし確実に全員が成長して辞めないのであればそれは良いのですが、
もし成長しなくとも居れるために辞めないのだとすればそれは問題です。

辞めないための工夫について

辞めないためには社員間の絆が強い必要があります。
全員が助け合って助け合い・恵み合いで難局を乗り越える感じです。
仲間としてのまとまりが強ければ辞めたいと思っても仲間が
引き留めてくれた辞めずに済む可能性が強くなります。

ただしそれが可能になるには「人は誰でも何にでもなれる」
といった人間に対する信頼関係が会社に根付いており
全員が「自分の会社」と会社と自分を斬っても切れない関係として
定義できていることが大事です。
そのためには会社での一人一人の役割が明確でやりがいがあり、
素晴らしい家族のような人間関係が形成されている必要があります。

展開内容

その社長は社員が辞めない会社へのこだわりが強かったために、
さっそく社員に対して社長自らガス抜きをされました。

ここで問題です。
ガス抜きはどうしたら良いですか?

A:社員に言われたことは全て受け入れて真摯に対応する旨を約束して、
大人数に対して社長一人で対応して全て確認しながら意見をまとめて
全件に対して出来るだけの誠意をもって回答する。

B:時間がかかっても一対一で真摯に話を聞いて一件一件真摯に対応する。










答え











答えはBです。
Aでは話しやすかったり時間短縮が可能ですが、
「声が大きい人の影響を受ける」可能性があり、
本当の状況が拾えない可能性があります。

組織にほころびが生じたときは細心の注意を払って
時間をかけても最高の対応を心がけるべきだと思います。

今日から出来る実践

横の関係性作りをしましょう

社員と一対一で向き合って話した時に、
考えている事や感じていることを「ありのままに」
話していただけるかどうかが大事です。
そうしなければ偽りの関係性で演技の経営になってしまいます。
素を出せて警戒しなくともいい組織を作る事が求められます。

会社は経営者の意識が反映しますので経営者が素直で純粋でなければ
そうは成れません。

社員と対等でパートナーとして役割の違いで横の関係を形成しましょう。
その実感があれば社員は心を開いてくれます。


横の関係を作る努力をしましょう!


「ビジネスモデル」の人気ランキング