売上3倍/ミッションリーディング・ビジネスモデル構築
強みをビジネスにつなげる「心構え」ができ、事業拡大に必要な組織(チーム)力を活かした経営ができるようになりました。

株式会社闘争心 代表取締役 高橋良輔様
元プロボクサーで東洋チャンピオン。
会社情報
■業種
サービス業
■業務内容
パーソナルトレーニングジム
コンサルティング前 | コンサルティング後(2年後) | |
従業員数 | 1人 | 7人 |
売上高 | 3倍 |
コンサルティング内容
ミッションリーディング(ミッション、ビジョンの明確化)、フィロソフィ構築、ビジネスモデル構築(ドメインの明確化・提供する価値の定義)、経営計画 等
以下の本文は、インタビューにお答えいただいた内容です。
コンサルティング前の課題
人員増強に躊躇していました。
起業前、企業内福利厚生施設ジムのトレーナとして、会員だった長山さんに当時の悩みを相談したのが始まりでした。
その後、現在自社で提供している「闘争心プログラム」を長山さんが開発し、このプログラムを携えて独立しました。
もともとアスリートとして一匹狼で戦ってきたため、誰かに協力してもらうという経験がありませんでした。
そのため独立後、お客様は徐々に増えていながらスタッフを増やすということに躊躇していました。
発展前の課題に対するコンサルティングと成果
大きな力を発揮する、大きな価値を作っていくためには「組織力」と認識。2年で売上3倍に。
コンサルティングで受けたミッションリーディングでは、自分の過去と向き合う中で「使命(ミッション)」について考える機会が与えられ、自分の強みをビジネスにつなげる「心構え」といったことを学ぶことができました。
現在、私を含め7名のチャンピオン経験ボクサーが、指導にあたっています。
その最初の1人となった西島洋介さん(日本人として初めて第6代東洋太平洋クルーザー級(〜90kg)王座を獲得。その後渡米し、北米NABOタイトルおよびWBF世界クルーザー級タイトル獲得)へ声をかけることを躊躇していた私に、組織(チーム)力の素晴らしさを教えてくれて、叱咤激励してくれたのも長山さんでした。
「闘争心プログラム」の良さを広げ、大きな力を発揮して、大きな価値を作っていくためには誰かに協力してもらうことが必要と認識し、西島さんに声をかけることができました。
おかげでその後、他のチャンピオン、別のチャンピオンと声をかけていくことができ、立上げから2年で売上が3倍になりました。
※→ミッションリーディングとは
自分の強みを客観的にとらえられるようになり、ミッションリーディングの効果が浮き彫りに。
ミッションリーデイングは、受けてすぐに効果が出る場合もあるようですが、私の場合は時間をかけて徐々に効果が浮き彫りになってくるような感じでした。
自分が今まで通ってきた道、チャンピオンになるまでの道、なった後に職もなく苦しんだ道、それら全てに意味があったことに気がついたことで、自己受容でき、使命(ミッション)が明確になました。
自分の強みを客観的にとらえることができるようになり、それによって、その強みをビジネスでどう活かしていくのか道筋をたてていけるようになりました。
独立直後を考えれば、おかげさまで着実に会社は成長しています。
発展のためのコンサルティング「ビジネスモデル構築」
経営者に必要な「心を高める」ことを、ボクシングで具現化。
アスリートは、チャンピオンになるまでに闘争心を磨き上げていきます。
長山さんは「経営者にとって闘争心は必要である」という稲盛和夫氏の言葉をヒントに「闘争心プログラム」を開発されました。
ボクシングを実体験されていた長山さんは、チャンピオンの特性を独自に分析していました。
「チャンピオンに行きついている人は、自分の弱点に向き合い、四角いジャングルで相手が容赦なく自分の弱い所を攻めてくることを想定して、すべてを無意識にかわせる技術を身に着けている。
また、過酷な減量を越え、自分を育ててくださった方すべてに感謝出来なければ怖くて眠れないという恐怖を乗り越えて、初めて、恐怖時にリラックス出来る集中力を身に着けている。
こうして、自分を俯瞰して見られる人だけがチャンピオンになっている。」と
これこそが経営者に一番必要な稲盛氏の「心を高める」状態であると、「闘争心プログラム」を開発されました。
あるべき姿を、経営者であるお客様から学ぶこともあります。
指導にあたっている7名のボクサーは、全て元チャンピオン経験者ですので、トレーナーではなく、チャンピオンとしてエッジの効いたトレーニングを行ってもらっています。
ありがたいことに、入会いただいた方が辞めることなく、新たに入会する方が増えていっているのも特徴的だと感じています。
「闘争心プログラム」では、お客様全てが社長です。
その社長も、自分を鼓舞しながら社員、会社を引っ張っていることをトレーニングを通して間近で感じます。
ジムでは指導する立場ですが、お客様から教わっていることもあります。
当初は、私以外、指導に当たるチャンピオンが素晴らしい経歴の持ち主ばかりでしたので、遠慮がありました。
しかし、「社長とはこうあるべき」ということを、同じ長山さんのコンサルティングも受けているお客様から学び、壁を乗り越えることができたのは大きな変化でした。

現在、会社を大きくしたいと思いながら、壁があって悩んでいる経営者の方へ
経営者の「思い」次第です。
自分のためという利己の「思い」は周りに伝わりにくく、応援者も集まってきません。
私の場合は、ミッションリーディングを受け、自分に与えられた使命とはこういうことなんだ、これを持って世の中に貢献していくんだという利他の「思い・意識」に変わりました。
利己の意識から利他の意識に変わることで、やっていることへの肯定感が高まり、それが自分の原動力になり、ミッションの達成につながっていると思います。
自社のビジネスの強みを磨けば、オンリーワンの「ブルーオーシャン市場」が開けるという長山さんの言葉に勇気づけられたからこそ、今の「闘争心」があります。
悩んでいる経営者の方には、ぜひ、長山さんのコンセルティングを受けていただきたいです。