一流経営者とは

一流経営者とは

年商1億〜2億円から拡大・成長していこうとする場合、課題は、ビジネスモデルの構築です。
理想の経営の第一歩は、社長一人ですべての業務、管理に目の届く段階でビジネスモデルを作ることです。
ビジネスモデルを作るということは単一商品、単一サービスで同じ業務を繰り返す「単品の掛け算構造」の状態を作ることです。

年商1億〜2億円の段階は、社長一人の営業力で成り立つ段階です。
そこから、5億円までは、組織を作らなくてもギリギリ拡大できるでしょう。
年商1億〜2億円から、5億円を目指すのか、10億円を目指すのか、100億円を目指すのかによって、課題も戦略も違ってきます。

ここから先は、100億円を目指す場合の経営課題について紹介します。


→まずは2〜3億になる方法を知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。

「単品の掛け算構造」を目指す

吉野家の牛丼を例に挙げると、単一メニューで業務設計をすることで1,000以上の店舗を展開しています。
それができる理由は、ニーズのある商品で、かつ分かりやすい業務で構成されているためです。
業務の繰り返しの中で人が育ちやすく、アルバイトでも仕事を覚えやすくなっています。
これが「単品の掛け算構造」で、その構造を作るのに最適な規模が年商1億円から2億円なのです。

ビジネスモデルとは、社会と企業との間で、商品を通して安定した循環構造を作るということです。
この循環構造を作る大もととなるのが事業の中の商品です。
社会と顧客に繰り返し起こる同じようなニーズを、その商品が解決することで価値を提供し、仕事の循環を形成するのです。

「単品の掛け算構造」のビジネスモデルを作るには、それより前に、会社の基盤となる3つのことを確立する必要があります。


会社の基盤となる3つのことを確立する

1.ミッション(M)、ビジョン(V)、フィロソフィー(P)の確立

それぞれの頭文字をとり、MVPの構築と呼んでいます。
会社が求める価値、成功イメージをどのようにすれば得られるか、ということをまとめていきます。

ミッションは、会社の使命。
そのミッションを具現化した場合のゴールイメージがビジョン。
そして、そのビジョンを具現化するための考え方と行動指針がフィロソフィーです。

この3つは、ビジネスモデルを作るにあたり、欠かせない、非常に重要なものです。


MVP確立の詳細はこちらから。
→基本の「MVP構築」

2.戦略の確立

MVP構築の次は、戦略の確立です。
戦略を確立するためには以下の4つを定める必要があります。

ドメイン

どの分野の事業を選択するか、というのが事業ドメインであり、戦略において最も重要になります。
企業はどのような業種でビジネスを行ってもいい自由があります。
飲食、建設、金融など。
そしてさらに、その企業が、その業種の中の、どの領域で事業をするかを選定しなくてはいけません。

例えば魚釣りでいうと、魚が多くいて餌を狙っている場所、そこがより素晴らしい領域と言えます。
つまり、多くの顧客が同じような問題で困っており、何とかしたいと思っている領域(ドメイン)を選択することが戦略では最も重要になります。

顧客の選定

領域が決まったら、さらにその中で特定の困りごとをもつ顧客をターゲティングして、事業を行います。

商品

特定の顧客の困りごとを解決する商品、サービスをどのように選択するのか。
選択した商品、サービスの単品で、売上5億円をつくれる事業領域(ドメイン)を見つける必要があります。

事業

事業は商品の循環をつくることを意味しています。
まず単品で売上5億円までつくります。
その後、商品での多様化、さらに複雑になると事業の多角化、というように企業規模を拡大していきます。

以上の4つが戦略では必要になります。


3.業務の循環構造の確立


単品の掛け算構造のビジネスモデルをつくったら、それを業務に落とし込みます。

業務の中で主要な機能は、営業、開発、生産、管理です。
それぞれの機能は以下の責任を負います。

営業機能

営業の課題は売上を拡大すること。
すなわち企業の成長性に責任を持ちます。
→売り上げ1億~2億円規模の会社の営業機能の作り方

開発機能

新たな価値のある商品を作り、魅力を高め、粗利率に責任を持つのが開発です。
→売り上げ1億~2億円規模の会社の開発機能の作り方

生産機能

決められた商品をいかに効率的に作るか。
購買、生産、調整、物流機能。
投入と算出の比率、生産性に責任を持ちます。
→売り上げ1億~2億円規模の生産機能の作り方

管理機能

いかに1円当たりの投資効率を高めるか、そのためにどのように経営資源を有効活用するかを管理するのが、下記の各部署になります。

  • 人材に対する効率追求は人事。
  • モノは総務。
  • お金は経理。
  • 情報は情報システム。

各部署がそれぞれどのように経営資源を効率化するかを設計し、機能させる仕組みを構築することが重要になります。

このように売上1億円から2億円の段階では、MVP、戦略、そして業務の循環構造を確立することが課題です。
この3つを確立することで、その後の企業の成長が格段に早くなります。
この確立に着手しないまま、新しい仕事を受注したり、受け入れていると非効率極まりない組織となってしまいます。
一旦出来上がった非効率な組織を治すには多大な労力を要します。

だからこそこの段階で確固とした土台を作り、「美しいビジネスモデル」を作る必要があります。
美しいビジネスモデルを作り、上場可能な会社を作り上げます。

→売り上げ1億~2億円規模の会社のアドミのあり方とは?

  

年商1億〜2億でビジネスモデルを作り、規模を拡大していくことに関して詳しくは、ブログでご覧ください。
→「一流経営者になるための本/Web版」 ビジネスモデル



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